6月3-5日ヤルタでRossotrudnichestvoの共同主催で開かれた第5回国際人道的リヴァディア・フォーラムの結果、初めて リヴァディアの平和メッセージが採択されました。そのメッセージの日本語版を発表いたします。

リヴァディアの平和メッセージ

私たち、ロシアの連邦議会、ロシアの政府、専門家と市民社会や海外存在同胞団体の代表者、または外国の体表者は2019年6月4日から5日にかけてヤルタで開催された第5国際リヴァディア人道フォーラムにおいて、以下の宣言(メッセージ)を発表した。ヤルタは、1945年のヤルタ会談で知られる、戦後における平和秩序の基盤となった地である。 世界の平和と正義の理想を強化し、ユネスコ憲章に明記されている人の心の中に平和のとりでを築かなければならないという考えを根付かせるという課題を果たすべきという願いを表明しながら、 世界の平和を維持するため、全ての国々による普遍的に認められた原則と国際法規範の厳守の必要性を認識しながら、 互いに尊重し合い有益性を持った協力の原則に基づいた民族間と国家間の関係改善における民間外交の重要性を意識しながら、 国家間や民族間の信頼構築を求め、文化の収斂や文化と人道の分野における国家間の相互作用の拡大に貢献しながら、 特定の国において第二次世界大戦の歴史的真実が意図的に歪曲されたことに懸念の意を表ししながら、 ナチ・イデオロギーの回復、人種差別と排他的思想の普及の試みを強く批判しながら、 2020年には第二次世界大戦終結の75周年を祝うように、国家や国際機関、そして全世界に呼びかけながら、 このメッセージを各国の首脳、国会議員、政府間組織及び国際非政府組織、公人、科学者、文化および教育に関わる人物、そして地球上の平和の維持を人類の第一使命とする全ての人々に発信する。 私たちは、21世紀の戦争のない多極的な世界は、全国連加盟国の政治的意思によって実現することができ、そして現実にしなければならないと確信している。歴史の捏造や政治・経済・人道圏における過激的イデオロギーと二重基準の扶植を通じた人間社会の人道主義的及び価値的基盤の破壊の過程を止めることが必要である。 現代の歴史において、上記のアプローチは既に国家の崩壊、民間人の大層死傷者、無数の難民流れや世界文化遺産の破壊と略奪につながっている。 これらの悲惨なプロセスは共同の努力によってのみ止めることができると確信し、私たちは、民族間の信頼を築き、世界の平和を維持する方法についての公開討論を開くために2018年5月22日に採択された国連総会決議72/278「国連、国会、及び議会間連合の間の相互作用」に従い、2022年にロシアでの宗教間及び民族間対話に関する世界会議開催イニチアチブの支援を求める。 私たちは、第二次世界大戦における対ナチス勝利を人類の世界遺産として認め、そして各国の対ナチス戦士記念碑を人類の世界記念碑として認めることを第74回国連総会「ナチスの賛美、ネオナチ及び現代的形態の人種差別の拡大、排他的思想及びそれに関連する不寛容等との闘い」の決議案に含めることを提案する。 第5国際リヴァディア人道フォーラムの参加者